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賃貸物件 賃貸保証会社って何?

ブログをご覧いただきありがとうございます。


今回は賃貸保証会社についてお話しようと思います。


入居者が家賃を滞納してしまったときなどに、代わりに大家さんへ費用の立て替えを行ってくれる会社です。かつては入居者の親族などに連帯保証人となってもらい、万が一に備えて保証をしてもらうのが一般的でした。
 
しかし、連帯保証人はとても重たい責任を担う存在のため、身近に依頼できる人を見つけられないケースも決して少なくありません。そこで、会社として専門に連帯保証人の代わりをする賃貸保証会社が利用されるケースが増えているのです。
 



 

  • 家賃
  • 共益費、管理費
  • 更新料
  • ハウスクリーニング費用、鍵交換費用
  • 違約金
  • 退去時の原状回復費用

 

入居者側にとっては、なんといっても「連帯保証人がいなくても部屋を借りられる」のが大きなメリットとなります。
 
身近に頼れる相手がいない場合など、これまで賃貸物件を借りるハードルが高かったケースであっても、きちんと手続きを行えば問題なく契約できるのは大きな利点といえます。
 
また、場合によっては、敷金の負担が軽くなることもあります。原状回復費用を保証してもらえる契約なら、敷金として大きな金額を預ける必要はなくなるため、通常よりも金額が安くなる可能性もあるのです。


 

大家さん側からすれば、個人が保証する連帯保証人よりも、会社が保証する保証会社のほうが安心感はあります。家賃滞納時には、保証会社が入居者への連絡なども行ってくれるので、万が一の場合も心理的な負担が軽減されるのも特徴です。


 
また、大家さんにとっても、入居者の枠を広げられるのは大きなメリットといえます。これまで身寄りがないなどの事情でなかなか貸すことができなかった相手にも、問題なく部屋を貸し出せるため、空室対策につながる一手となっているのです。


 
先ほども少し説明しましたが、賃貸保証会社を利用するためには契約時に保証料を支払う必要があります。具体的な金額としては、契約時に「家賃の0.51ヶ月分」、2年目以降は更新料として「年1万~2万円」が目安です。




このとき、1点注意しておきたいのは、「物件の賃貸借契約との期間のズレ」です。通常、賃貸借契約は2年に一度の更新となる一方で、保証会社の契約は1年に一度の更新となるケースが多いため、更新の通知を見落とさないように注意しましょう。
 
原則として、利用する保証会社は物件や大家さんなどによって決められているため、自分で自由に選ぶことはできません。
 
また、保証会社は基本的に貸し手側が利用するかどうか、どの保証会社を利用するかを判断するため、すべての物件で使えるわけではない点にも注意が必要です。
 
賃貸保証会社を利用する場合でも、家賃を滞納すれば入居者は大きな負担を背負うこととなります。いったんは保証会社が立て替えてくれるものの、当然ながら後から支払いを請求されるので、すぐにお金を返さなければなりません。
 


立て替えてもらったお金は借金にあたるため、利息が発生する点にも注意が必要です。また、信用情報にも傷がついてしまうので、保証会社を利用するからといって滞納するのは避けましょう。


ご参考になれば幸いです。
 

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